仕事と治療の両立支援

病気になった場合、色々と心配事があるかと思います。

その中でも、仕事はご自身やご家族の生活を支える重要なことであり、働き続けることができるかは大きな問題です。

飯田市立病院では、通院されている患者さんが仕事を辞めずに治療ができるように「仕事」と「治療」の両立を支援させていただいております。

仕事に関する困りごとがある方は、「あなた」「勤務先」「飯田市立病院」の3者で「あなた」が働き続けることができるよう考えさせていただきますので、仕事を辞めるという大きな決断等をする前にご相談ください。

仕事と治療の両立支援の流れ

①支援の申し出

支援をご希望の場合は、病院職員へお申し出ください。

②勤務情報提供書の作成

患者さんと勤務先のご担当者が共同で作成してください。

提供書の様式は以下からダウンロードできます。

勤務情報提供書

勤務情報提供書(記入例)

※ご作成後は、早めの提出にご協力をお願いします。

③勤務情報提供書を提出

受診日より前に提出する場合

飯田市立病院 地域医療連携課 医療福祉係(〒395-8502 飯田市八幡町438番地)へ郵送いただくか、FAX(0265-21-1236)にて提出をお願いします。

受診日当日に提出する場合

仕事に関する相談をする診療科外来へ提出をお願いします。

※医師の指示を受けた両立支援コーディネーター(社会福祉士、精神保健福祉士、看護師)等が、外来受診前に就労状況を確認し支援させていただく場合があります。

④外来を受診

  • 治療を担当する医師が勤務情報提供書の内容を踏まえて、主治医意見書を作成させていただきます。
  • 就業継続の可否や業務内容について、職場でご配慮いただきたい事項をご説明いたします。
  • 外来受診後に、患者さんの同意を得た上で、主治医意見書をお渡しいたします。

※主治医意見書の作成にはお時間を要しますので、外来受診日の当日にお渡しできない場合があります。その際は、作成でき次第お渡しいたします。

⑤主治医意見書を勤務先へ提出

  • 患者さんから勤務先の担当者に主治医意見書を提出してください。
  • 勤務先の担当者が両立支援プランを作成し、患者さんと共有します。

⑥継続支援が必要な場合

  • 勤務先の担当者が作成した両立支援プランを飯田市立病院へ提出してください。
  • 両立支援プランの内容に対して、主治医意見書を作成し、支援させていただきます。

 

就職支援ナビゲーターによる就労支援

飯田市立病院に通院されている患者さんで、「がん」「肝炎」「糖尿病」等の疾患により、長期にわたる治療等が必要な方は、ハローワーク松本の就職支援ナビゲーター(長期療養者就職支援担当者)の出張相談を行っています。

がん相談支援センターまでお問い合わせください。

 

がん患者さんのための社会保険労務士による就労相談

がん患者さんのための社会保険労務士による就労相談も行っていますので、お気軽にご相談ください。

詳細はこちらをご確認ください。