産後支援体制
当院では退院後の支援として産婦健診と産後の助産師外来、1ヶ月健診、乳房外来を行っています。
産婦健診
当院では各市町村より配布されている産婦健康診査受診票がある方のうち、合併症のある方を対象とし、完全予約制で行なっています。その他の方は連携施設を受診して頂きます。
内容
- お母さんの健康状態(血圧、尿検査、問診)
- 育児に関する問診、育児相談
- 赤ちゃんの体重測定
- 乳房の状態の確認や授乳支援
産後助産師外来
合併症がある方や、赤ちゃんの体重や新生児黄疸でフォローが必要な方を対象としています。
内容
- 赤ちゃんの体重測定
- 育児相談
- 乳房の状態の確認や授乳支援
どの受診対象となるかは入院中に担当スタッフと相談して決めます。また、連携施設で産後の支援を受けた場合でも必要時は当院を受診することができます。助産院や保健師とも連携をとり、地域ぐるみで支援していきます。 各市町村より配布される産婦健診受診票をご確認ください。
1ヶ月健診
産後1ヶ月の母体の回復状況や児の成長・発達の確認をするため、当院での分娩者全員対象となります。
毎週火曜午後のみ13:00~15:30の完全予約制となっていますので、予約の変更をしたい方は必ず電話でご相談下さい。
他院で出産された方も予約状況が可能であれば、当院で1ヶ月健診を受けていただく事ができます。ご希望の方は電話で予約をとり、当日は分娩時の状況が分かる紹介状をご持参ください。なお、当院で出産された方の予約が優先となり、予約数も制限があるため、健診をお受けできない場合もあります。
内容
- 赤ちゃんの計測(身長、体重、頭位、胸囲)と全身の観察
- 小児科医師による赤ちゃんの診察
- 産婦人科医師によるお母さんの診察(血圧、尿検査、体重、内診)
- 助産師による授乳育児相談、乳房の状態の確認、出産後のこころの変化に対する問診。
持ち物
- 母子手帳
- 保険証
- 児の福祉医療費受給者証(長野県にご住所がある方のみ)
- 母子の診察券
- 産婦健康診査受診票(ある方のみ)
- 乳児一般健康診査受診票(ある方のみ)
- オムツ
- おしり拭き
- 衣類1組
- 必要な場合ミルク一式
注意事項
- 母子手帳の、保護者の記録「生後1ヶ月の記録」または「生後4週間の記録」ページと、赤ちゃんのうんちの色の番号を記入しておいてください。
- 産婦健康診査受診票がある方は、必ず裏面の問診票を記入してご持参ください。持参されない場合、補助が受けられないので、料金は自己負担となります。
- 健診終了までに2時間以上かかることがありますので、ご了承下さい。
- 一ヶ月健診で医師の許可があるまでは、車の運転はお勧めできません。送迎はご家族のご協力をお願いします。
乳房外来
「おっぱいが痛い」「うまく吸ってくれない」そんな時には、乳房外来をご利用下さい。予約制ですので、授乳や育児に関して困ったことがあれば、まずは電話で相談をしてください。