第4回飯伊地区緩和ケア学術講演会を開催しました
院内:25名、地域の医療機関:11名、講師を入れて計37名の参加で、医師、看護師、薬剤師、放射線技師など多数の方に参加して頂きました。
当日は金子源吾副院長のあいさつではじまり、製品紹介後、当院放射線科部長武井一喜医師の座長で、長野市民病院の放射線科医橋田巌医師の講演となりました。
長野市民病院で2007年にストロンチウムの治療を始めてから現在に至るまでの様子や、実際の治療で痛みの軽減がどの程度図られているのかなどを症例加えてわかりやすく講演して頂きました。
最後に緩和ケアチーム新宮聖士医師から、先日地域の医師に地域連携に向けて「飯伊緩和ケア連絡協議会(仮称)」の設置に関するアンケート調査を行った結果の説明がされました。
アンケートの回答は36施設からあり、回収率は30.3%でした。「飯伊緩和ケア連絡協議会(仮称)」に関心のある方は86.1%でその内ネットワークの一員になっても良いと思われている方は66.6%いました。また、緩和ケアに対する定期的な勉強会に参加しても良いという方は75%いました。
今後も今回のような講演会や地域連携に向けた連絡協議会を行っていく予定です。また、本年は9月19日(日)、20日(月:祝)に「飯伊緩和ケアセミナー2010」を開催する予定です。多数の皆さんの参加をお待ちしております。
お問合せ 飯田市立病院
緩和ケア委員会
清水 美穂子