飯田下伊那地域における近年の出産件数は、里帰り出産等を含め年間約1,600件となっています。
これまで、飯田市立病院で約1,000件、2ヶ所の診療所で約600件を受け入れてきましたが、その中の1ヶ所の診療所が2011年2月末をもって出産の取扱を取りやめることとなりました。
そこで、具体的な対応策についてこの地域の産科問題懇談会が中心となって検討してきました。
当地域において、里帰り出産を含め出産場所を確保することは、安心して子どもを産み育てる地域を作る上でどうしても守らなくてはならないことです。
このことから飯田市立病院では、これまでより受入件数を増やして対応することとし、分娩室の増設や産婦人科外来の改修工事を行い、受入態勢を強化してまいります。
2011年3月以降の出産と予約の取り扱いについて