第3次整備事業により整備された南棟の竣工式を4月8日に行いました。
整備の内容について、お知らせします。
建物は3階建て、延床面積は約4,800平米
1階には救命救急センターを配置しました。これまで分散していた救急外来と救急病床、救急ICUを集約化しまして、より機能的な救急医療が提供できるようになりました。ドクターカーの試行運用も進めながら、救急医療の充実を図っていきます。
また、同じ1階に内視鏡室、2階に血管撮影室を配置しました。
検査室や検査機器を増設したことにより、緊急時にも円滑な対応が行えるようになります。
3階の講義室ですが、各種の研修会や講習会などに役立てることはもちろんですが、大規模災害が発生した際には、ここに市立病院の災害対策本部とDMAT隊の活動拠点本部などを設置することになります。
当院は災害拠点病院の指定を受けておりまして、その役割を果たすべく、いざという時の備えに万全を期していきます。
このほか、職員の増加に対応するため、医局や事務室の整備などを行っており、この南棟は4月15日から運用を開始する予定です。
今後も引き続き、院内の改修工事が行われます。周産期部門の拡充やがん診療部門の充実についても、本年度中に完成した部門から順次運用していきます。
現在、食堂が改修のため、営業を停止しておりますが、5月7日にはプレオープンの予定です。ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。