21世紀少子高齢化社会を支えていくためには、看護の心・ケアの心、助け合いの心を広く分かち合うことが必要です。このことを老若男女問わず誰でも認識するきっかけとなるように、厚生労働省が、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ5月12日を「看護の日」と1990年に制定しました。
当院では毎年、主任会が中心となって看護の日のイベントを行っていますが、今年は、看護部のみでなく、地域医療連携係の方にも参加していただきました。
今年度のイベントを紹介します。
【正面玄関において】
1 今年1月と3月に開設した緩和ケアセンターと周産期センターの紹介
2 内視鏡室の案内と内視鏡検査を受ける際の注意事項のパネル展示
3 指先や集中力を使った豆つまみや、想像力を使った漢字クイズやことわざの穴埋め、合体文字などの脳トレ
4 病院入り口ではティッシュと絆創膏を配布し、小さなお子さんには風船のプレゼント
以上を行いました。豆つかみでは、10代から90歳代の方42名に参加していただき、結
果に一喜一憂して看護師とふれあう姿を見ることができました。
【病棟において】
入院患者さんへメッセージカードと、絆創膏をお渡しし、看護の日の由来や、患者さんやご家族を支援し応援する気持ちなどを、受け持ち看護師から患者さんにお伝えました。
今回の看護の日のイベントを通じて、皆さんに看護を身近に感じていただき、看護の心をみんなの心にして、支え合う心・助け合いの心を分かち合って絆を深めていきたいと願っています。
【地域連携係】
看護の日のイベントに合わせて、「かかりつけ医を持ちましょう」のポスター展示とパンフレットを約300枚配布しました。ポケットティッシュと併せて患者さんや家族へ渡しました。