災害拠点病院
センター紹介
飯田下伊那二次医療圏で唯一の救命救急センターとして、365日24時間体制で医療圏内の高度救急医療を担っており、二次医療圏内の救急搬送患者のうち約半数を受け入れています。
休診日及び診療時間外も当直医師が救急患者に対応し、必要に応じて各診療科の医師がバックアップする体制を採っています。
飯田下伊那二次医療圏の概要
- 構成市町村 1市3町10村
- 人口 約17万人
- 面積 1,929.19平方キロメートル
- 消防機関 飯田広域消防本部
- 医療圏内の救急搬送患者数 6,859人
- 医療体制
- 初期(一次)救急医療
- 休日当番医・休日夜間急患診療所
- 二次救急医療
- 病院群輪番制
- 三次救急医療
- 飯田市立病院救命救急センター
飯田市立病院救命救急センターの概要
- 指定 救急告示、救命救急センター(新型救命救急センター)
- 病床数 10床(うち1床は救急ICU)
- 設備 ドクターカー(高規格救急車)、ヘリポート(場外離着陸場)
- 救命救急センター患者数(平成30年1月から12月)
救命救急センター外来患者数 12,881人
救急搬送患者数 3,268人
ヘリ搬送受入患者数 59人
へリポートの活用
- 大阪府を上回る面積を有する医療圏をカバーするため、敷地内にヘリポートが設置されており、ドクターヘリ、防災ヘリ等による救急搬送患者を受け入れています。
- 心臓血管外科等の専門治療を要する患者さんについては、医療圏外からも救急搬送を受け入れています。
- 市当病院及び市内の他の医療機関の患者さんが極めて高度な治療を要する場合は、当病院のヘリポートから医療圏外の高度先進医療機関(信州大学医学部附属病院、長野県立こども病院等)にヘリ搬送しています。
災害拠点病院
災害拠点病院に指定されている当病院は、大災害、大事故、テロ事件等に備えて、次の取り組みをおこなっています。
- 災害救急マニュアルの整備
- 各行政機関、飯伊地区包括医療協議会、飯田広域消防本部等との連携による災害対応体制の整備/災害時の本部設置
- DMAT(災害派遣医療チーム)の所有及び維持/災害時の本部設置
- 災害医療シミュレーション等の訓練
- BCP(事業継続計画)の整備
幅広い活動
院内の専門家が、院内や長野県内はもちろんのこと県外でも救急初療の教育研修をおこなっています。
- ICLS(心肺蘇生研修)
- JPTEC、ITLS(病院前外傷初療研修)
- JATEC(外傷診療研修)
- JNTEC(外傷初期看護セミナー)